
タイの賃貸物件は、戸建を除くと大きくサービスアパートとコンドミニアムの2つに分けられます。その違いは言葉からなんとなくは想像できますが、新規に赴任してくる方からは「具体的には何が違うの?」というご質問もよくありますので、ここでは実際に住まれる側の視点から見た両者の違いも含めて、詳細に比べてみたいと思います。
シラチャでのサービスアパートとコンドミニアムの比較になります。 例外もありますのでご参考までの大体のイメージとして比較下さい
1. サービスアパート
法人が経営。ホテル同様にロビーやレストランがあり、洗濯、掃除などのメイドサービスもホテル並みに受ける事が可能です。賃貸できる物件では最も高いグレードで、料金はコンドミニアムに比べると高くなりますが、賃貸の条件や管理体制、サービスの質は良くなります。
サービスアパートでは、充実したサービスや管理体制が物件内で整っているため、比較するとその点では非常に楽に過ごせます。特に日本から来たばかりの方やサービスを充実させたい方へはおすすめです。但し、全ての条件や価格等あらかじめ決められていますので、個々の細かい交渉はしにくい面もあります
日本で言う分譲マンションに近い。各部屋によってオーナーが異なり同じ建物内でもお部屋によって内装・付属品・家賃等条件が異なります。シラチャのコンドミニアムは中心街 (シラチャナコン)に多く建設されており、他にはスクンビット添いや海添いにあります。(線路から東の方面は戸建が圧倒的に多く、現時点では線路より東側での単身用コンドミニアムは非常に少ない状況です)
コンドミニアムは、トラブルがあった際の管理体制はオーナーと仲介業者によってサポートされますので、比較して手間を感じる側面もあります。利点は個々のお部屋でオーナーが違うため、お部屋の備品のリクエストや条件交渉が可能です。会社の規定や方針などに合わせた付随サービスや、お見積もり作成に関した細かなご要望が通りやすい物件タイプです
※小規模のサービスアパートの場合、個人で運営しているケースもありますが、その場合も建物の全部屋を一括管理しています
オーナーが建物全てを所有しているのか、建物内の部屋のみを所有しているのかの違いがキーポイントになり、これによって管理体制に大きな違いが生まれます。
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